モンハンワイルズをPC版でプレイしてて「なんかグラフィックが物足りない」と感じたことがありませんか?
最低~最高のプリセット設定よりも個別のカスタム設定のほうがよりキレイな画質でプレイできます。
筆者おすすめのグラフィック設定を紹介します。
アップスケーリングをオフもしくはDLAAに設定する
アップスケーリング設定をオフにするか”DLAA”に設定しましょう。
※DLAAはNVIDIA、RTXシリーズのアップスケーリング機能
アップスケーリングをオフにするべき理由
そもそもアップスケーリングとは低解像度のゲーム映像をAI学習で高解像度化する技術です。出力は低解像度なのでGPUの負担を増やさずにゲーム映像を高画質化できるというもの。
しかしアップスケーリングは必ずしも元のグラフィックを忠実に描画しきれるわけではありません。
そして残念ながらモンハンワイルズはまだアップスケーリングの最適化が十分ではないと思われます。
画像を用いて説明します。


セクレトの胸の羽毛の表現。オフのときは羽毛の輪郭が一枚一枚クッキリ表現されていますが、オンにすると薄いモザイクがかかったように羽毛が全体的に滲んでしまっています。
オンのとき首回りは細かく描画されているように見えますが、首下の真ん中あたりの羽毛は羽の形が全くわからないくらいぼやけてしまっています。
このモザイク感は静止画像よりも実際のプレイ映像のほうがわかりやすいので注意して確認してみてください。



テントの生地。オンにすると謎の縦縞模様が全体的に出ています。
これは静止画なので一見ただの模様なのではと思うかもしれませんが、実際のゲーム映像ではこの縦縞がカメラの画角を動かすたびに点滅しています。
オフの状態でテントの生地を確認すると皮素材で模様や使い込んだようなしわが表現されています。
やはりこの縦縞模様はアップスケーリングが原因で描画されているものです。
これ以外にもアップスケーリングをオンでプレイしていると物体や人が不自然にぼやけたり、表面や輪郭に点滅やチラつきが散見されます。これらはフレーム生成がうまく処理されてないときによく起こる現象でほかのゲームでも起こります。
DLAAとは
実はアップスケーリングには本来の目的とは異なる機能があります。それがDLAA、これはアンチエイリアスを向上させる機能です。
アンチエイリアスとは画像のギザギザな部分を滑らかに、つまり曲線をキレイに表現する機能。
先ほどの比較画像もDLAAに設定した状態のゲーム画面を使っています。物の角張った感じ、ポリゴン感が減りリアル感が増しています。
さらにわかりやすくするためにアップスケーリングの強度を上げるとどうなるか見てみましょう。強度を上げる、言い換えるとパフォーマンスをより重視すると画質はかなり劣化します。


アップスケーリングは強度を上げる、言い換えるとパフォーマンスを重視すると画質はニの次三の次でかなり劣化します。
モンハンワイルズのグラフィックはディティールがすごく細かく、DLSSをオンにすると遠くの物体や景色、人物の髪がギザギザに見えることが多いです。
以上のことからGPUの性能に余裕があり、フレームレートを多少落としても問題ないという人は、アップスケーリングをオフにしたほうが画質は改善します。
プレイしてて「なんとなくゲーム画面が不自然に見える」と感じていた人はすぐに違いが分かると思います。
追記:DLSS4に対応すると画質アップ
RTX5000番台の登場と同時にDLSSの最新バージョン、DLSS4が発表。
アップスケーリング機能のみ、RTX20・30・40番台でもアップグレードされます。
本来モンハンワイルズの設定だとDLSSのバージョンは3のままですが、GPU側から設定を変えることでDLSS4に対応してプレイできます。
設定方法


- NVIDIAコントロールパネルを開き、左のグラフィック設定をクリック
- 設定を変えたいゲームを選び、DLSSオーバーライドの項目をクリック
- 「3Dアプリケーション設定を使用する」(デフォルト)から「最新」を選んで適用する
画質チェック
緋の森ベースキャンプの入口で比較してみました。





クオリティ・バランス設定の画質が向上、DLAAとそこまで差がなくなりました。
よーく見れば細かい粗さがあるのでDLAAが一番キレイなのは変わらないですが、ふつうにゲームをプレイしているときは以前ほど画質の粗さが気にならなくなりました。
パフォーマンス以降は相変わらず遠くの木のツルや葉っぱの輪郭がガビガビになってしまいますが、近くのキャンプ内の設備や物は以前よりも輪郭がクッキリしています。
DLSS4はアップスケーリング機能が目に見えて向上しています。対応できる世代であればぜったい設定変更しましょう。
フレーム生成はオンにするべき?
モンハンワイルズの動作環境でも話題になった「フレーム生成」。
AI技術でゲーム映像を学習し追加フレームを生成することで、GPUの負担を増やさずにフレームレートを向上させる機能です。
こちらもアップスケーリングと同様に元のゲーム映像を十分に再現できるとは限らないのですが、モンハンワイルズにおいては一目でわかるレベルの劣化は感じませんでした。
個人的には「なんとなく遠くの景色がぼやけているような・・・」とも思ったのですが、オンオフを繰り返して見比べてもわからなかったので気にする必要はないでしょう。
プリセットの高画質設定で緋の森を走り回って平均フレームを計測してみました。
筆者のPCスペックはこちら↓
CPU | Ryzen7 7800X3D |
GPU | RTX4070SUPER |


フレーム生成オン | フレーム生成オフ |
---|---|
平均105FPS | 平均65FPS |
フレーム生成は恩恵しかありませんので基本的にオンがおすすめです。
他の設定
画質を上げるためとはいえ、アップスケーリングをオフにすればその分、GPUの負荷が高くなります。旧世代のGPUだと最新のフレーム生成機能が使えません。それだとフレームレートが十分に出せなくなる可能性も高いので他のグラフィック設定も整える必要があります。
- 空・雲の描画品質
- 草木の描画品質
- 草木の揺れ設定
- 風の流体シミュレーション
この4項目は下げてもそこまでグラフィックは変わらずにGPU負荷を落とせるのでおすすめです。
テクスチャ品質・メッシュ品質・レイトレーシングはできれば高い設定にしたほうがいいですが、GPU負荷に大きくかかわります。自分がどの程度フレームレートを求めるか、あるいは妥協できるかで設定を変えてみましょう。
まとめ
- アップスケーリングをオフにするとグラフィックが改善する
- できればアップスケーリングはオフよりもアンチエイリアス機能をオンにする
- フレーム生成はオンでも画質に影響なし
- ゲーム体験に影響の少ない設定は下げてGPU負荷を減らす
ただしこれは現時点での話です。今後もアップデートは定期的に行われますので、イベントやバグ修正だけでなくグラフィックの最適化も進んでくれると期待しています。
©CAPCOM
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