「いくらゲーム配信をしても視聴者0人・・・」
「どうやったら視聴者が増えるのかわからない・・・」
ゲーム配信始めたての人がぶつかる最初の難関。
ここではゲーム配信に視聴者を呼び込む対策を紹介します。
「独り言」がゲーム配信の基本

独り言を話すコツ
ゲーム配信は「思ったことをすぐ口に出してしまう」「普段よりもゲームをやっているときのほうがテンション高い」という人が向いています。
ゲーム配信は始めから視聴者がたくさんいてコメントを拾いながら話せるわけではなく、
「視聴者0人」の状態でスタートするからです。
そうなると「会話」はできないので「独り言」をひたすら話しながら配信します。
- ゲーム内で起きた出来事に対してリアクションする
→例:ストーリーの内容や不意のアクシデント、など - これからやろうとしていること、考えていることを話す
→例:あの敵と戦う・逃げる、欲しいアイテムを探す、など
一人用のストーリー性の高いゲームならストーリーの内容について思ったことを率直に言ったり、リアクションするといいですし、対戦ゲームであれば戦う・逃げるの自己判断や欲しい武器・アイテムを探したいといった「自分のやりたいこと・考えている戦略」をどんどん言っていくといいでしょう。
印象・魅力を上げるための「キャラクター作り」

人気ゲーム配信者は、
- ゲーム実況黎明期からやっている「古参ゲーム実況者」
- 元プロゲーマー
- 芸能人
と活動期間が長い、あるいは別の分野で活躍していた人がほとんどです。
「肩書や実績」をすでに持っていて、自身の個性やキャラクターを時間と労力をかけて作り上げた人たちです。
人気配信者になるためには魅力的で印象に残るキャラクター作りも必要になってきます。
- 個性的なしゃべり方・リアクション
- 見た目(アバター・Vtuber)
- 得意なゲームジャンル・ゲームプレイを極める
たとえば「リアクションがものすごいオーバーな配信者」「ゲームがプロゲーマーレベルで上手い人」といえば思いつく配信者がちらほら出てくると思います。
「コアなファンでなくても認知されるくらい強い個性とキャラクター」を人気配信者は持っています。
「そんなの自分にはない・・・」という人はお試しでいいので、ちょっと背伸びして普段とは違う自分に挑戦してみましょう。
- テンションを一段階上げてオーバーにリアクションしてみる
- 自分の好きな配信者の話し方をモノマネしてみる
「無理なく続けられるテンションの上げ方」「普段とは違うしゃべり方」が身につく可能性もありますし、いろいろ試すほうが「自分に合った配信スタイル」を見つけやすいです。
コンテンツ戦略

人気配信者であれば「その人の配信が見たいから」視聴者が集まるのでやりたいことを配信でやっていくだけで十分です。
しかし無名の状態では「そもそも見る理由がない」ため通用しません。
つまり、「自分以外の見る理由」「見たくなるコンテンツ」を意識して発信することが大事です。
- トレンドに乗る
新作ゲームや話題の企画をいち早く取り入れることで検索に引っかかりやすい。 - 一つのゲームやジャンルに特化する
たとえば「ゲーム攻略・解説動画」「ホラー耐久配信」「低スペックPCでできるゲーム紹介」など、特定層に刺さるテーマは伸びやすい。 - 切り抜き動画・ショート動画
配信のハイライトを切り抜き動画もしくはショート動画化して投稿 → 興味を持った新規視聴者が配信に流入。
定期配信のメリット

視聴者が“習慣的に訪れる”ようになる
決まった曜日や時間に配信すると、視聴者は「この人はいつもこの時間に配信している」と認知してくれます。そのうち「とりあえず見とくか」と配信を気軽に覗いてくれるようになります。
不定期だと「たまたま見れた」になりがちですが、定期化することで視聴者が生活リズムの中に配信を組み込んでくれます。
リピーターやコミュニティが育ちやすい
定期的に配信があることで、常連視聴者同士が顔を合わせる機会が増えます。
その結果、コメント欄やチャットが活発になり、配信が“居場所”として機能するようになります。視聴者同士の交流が広がれば、配信自体の盛り上がりも加速します。
配信者自身の成長とモチベーション維持につながる
定期配信は「自身のモチベーションを維持する仕組み」としても効果的。
継続的に配信することで「配信慣れ」しやすいですし、自然にトーク力や企画力が向上します。また、視聴者が配信を楽しみにしてくれる感覚が、モチベーションの維持にもつながります。
SNS活用で拡散力アップ

単なる告知ではなく“期待感”をつくるSNS発信
SNS投稿を単なる「配信します!」のお知らせだけにすると埋もれてしまいます。あなたを知らない視聴者に「面白そうだから覗いてみようかな」と思わせることが大切です。
- 今日の配信でやりたいことを具体的に伝える
→例:ストーリーを○章まで進める、ゲームのランクを○○まで上げる、など - 前回の配信の見どころシーンの動画やスクショをアップする
配信外でも視聴者を楽しませる日常発信
SNSは配信の宣伝だけでなく、あなた自身のキャラクターを知ってもらう場でもあります。
ゲーム以外の趣味や小さな出来事を共有すれば、人柄に共感したフォロワーが「この人の配信を見てみたい」と感じやすくなります。結果的に配信に来てくれる人が増え、リピーターにつながります。
切り抜き・ショート動画で拡散のきっかけをつくる
ライブ配信は「その瞬間」だけで完結します。配信アーカイブが残りますが、知らない配信者のアーカイブを長い時間かけて見る人はいません。
切り抜きや短いハイライトをショート動画で投稿すれば、知らない人でも見てもらいやすく新しい視聴者が配信に来てくれる入口になります。
- X・Youtubeショートなどいろんなプラットフォームで投稿する
- 新作ゲームの攻略法や新しい発見を共有する
- インパクトのあるシーンやリアクションを切り抜く
特に面白いシーンや意外なリアクションなど“数秒で面白さが伝わる瞬間”を切り取ると、フォロワー外にも拡散されやすく、チャンネル全体の認知度アップにつながります。
駆け出しの配信者がやってはいけないこと

ここからは「配信をのばすためにやってはいけないこと」について解説します。
無言配信
この記事の最初に説明したように「ゲーム配信はしゃべり続ける」のが基本です。
当然その逆、「ただ黙ってゲームをプレイする」のは絶対NG。
自分が視聴者の立場になってみてください。ゲーム配信なのに配信者が一言もしゃべらず、ゲーム画面だけが流れている。そんな配信を見続けたいですか?コメントを打ちたいですか?
何もしゃべらないというだけで「配信の空気感」がとても重苦しくなります。それではコメントも打ちづらいですし、配信を開いても数秒で離脱してしまいます。
視聴者参加型
駆け出しで伸びない配信者がよくやっているのが「視聴者参加型」配信。
- 参加していない人にとっては魅力が薄い
視聴者(素人)メインのゲーム配信になってしまうことも - 進行がグダグダになり配信のテンポが悪くなる
指示を聞かない、自分勝手に行動する視聴者が参加する可能性もありうる - 常連ばかりを優遇し、新規の視聴者が入りづらい
「身内で遊んでいるだけの身内向け配信」となり視聴者が楽しめない配信になる - そもそも「一緒に遊ぶ」だけではコンテンツ力が弱い
視聴者に楽しんでもらおうと真摯に考えたから「参加型配信をやろう」と思ったのでしょう。
しかし視聴者が少ないうちに参加型配信をやっても効果は薄いです。それどころか、一部の常連が入り浸り、新規の視聴者が入りずらい「身内向け配信」になる危険性が高いです。
視聴者参加型に頼らず、「自分でおもしろいコンテンツを送り出す」努力をコツコツやっていきましょう。
コラボ配信
もう一つは「コラボ配信」。
- コラボ相手とのコミュニケーションがメインになりコメントに反応する余裕がない
- 視聴者が少ない者同士では相乗効果が期待できない
コラボ配信ではコミュニケーションが視聴者とではなく、コラボ相手とすることがほとんどになりコメントに反応する余裕がなくなります。
コラボ相手と視聴者コメントにバランスよく反応できればいいですが、慣れていないと先ほどの「視聴者参加型」で説明した、「身内向け配信」と同じようになってしまいます。
コラボ配信をする最大のメリットは「お互いの視聴者に認知してもらう」ことです。数字が低い者同士がコラボしたところで何も効果がありません。
繰り返しになりますがまずは「自分を磨く、自分でコンテンツを作る」ことが何よりも重要です。
まとめ
「継続は力なり」とは言いますが、「工夫も努力もない継続」は意味がありません。
一番の近道は「好きなゲームと好きなゲーム配信者がどんなふうに配信しているか」を思い浮かべてください。それがおそらく「あなたが理想としているゲーム配信」であるはずです。
理想の配信をイメージしつつ、知ってもらう工夫をしっかりこなしていけば、あなたを見てくれる人はきっと増えます。
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