サイバーパンク2077でレイトレーシングを楽しむ

サイバーパンク2077を昨年のSTEAMウィンターセールで購入し楽しんでおります。
完全初見ではなく、サイバーパンクが発売された当初にPS4版でプレイしていました。PS4版は忘れたくても忘れられない苦い記憶が残っています。
ですが今のPC版はあの頃とは比べようもなく素晴らしい。

レイトレーシングとは

レイトレーシングについて簡単に解説。

直接光/間接光

光源に当たった物体とその物体が反射させた光を表現します。

物体が光源を遮ることでできる影。

環境遮蔽

直接光、間接光をすべて取り込んで影の濃淡を表現します。

鏡像

鏡、ガラス、金属、水面などへの物体の映り込み。

レイトレーシングでグラフィックはどこまで変わるか

レイトレーシングでグラフィックがどこまで変わるのか、実際のゲーム画像で見比べてみましょう。
1枚目は画質:ウルトラ レイトレーシング(以下RT):オフ
2枚目は画質:ウルトラ レイトレーシング(最高設定):オン

参考画像1

注目

イスと影の表現

一見RTオフのほうがちゃんとイスの影の表現をしていてリアルに見えるかもしれません。しかしテーブルの左下にもライトが2つあるのに影が広く濃すぎで不自然です。そしてイス自体もなぜかライトが当たっていない部分まで照らされた表現になっています。

RTオンの画像ではイスの影を表示しつつも、左側のライトの光源も考慮し影の範囲と濃さを忠実に表現しています。イスの脚も光が当たる部分と当たらない部分をちゃんと表現しています。

参考画像2

注目

周囲の背景の映り込み、車からの反射光

車の車体がメタリックな材質の場合、人や外の風景が鏡のように映り込みますよね。RTオフの画像も映り込みぽい表現はしていますが、暗かったり霧がよほど出たりしなければこんなぼんやりした映り込みにはなりません。
RTオンだと車の右側の建物や空模様がはっきりわかります。さらに車の右側の2つの反射光もしっかり表現されています。

参考画像3

注目

レイトレーシングによる副次的効果

そしてこちらの画像。主な違いは床の映り込みです(左側の青いライトの映り込みは省きます)。
参考画像2と同じなのですが、ここでは少し説明したい趣旨が変わります。

RTオンの場合、映り込んでいる部分の材質がガラスだと判断できますが、RTオフの場合はどうでしょう。ガラスなのかプラスチックなのか、または表面が削れた金属のようにも見えてはっきりしませんよね?

つまりレイトレーシングには反射の表現が強化されることで「ガラス・プラスチック・金属などの反射性の高い材質をよりリアルに表現できる」副次的効果があります。

参考画像4

注目

光の表現そのものも向上する

真ん中の灯台を見比べると、ライトの光の大きさがまるで違います。厳密にはライトの中心から上下にかけて光が伸びています。灯台の真下の黄色い照明もより強く照らされており、光の表現そのものも改善されています。
そして水面も揺らぎに合わせた映り込みによってリアリティが増していますね。

おわり

レイトレを体験すると、もう戻れない

レイトレーシングはもっと普及してほしい。サイバーパンクをプレイした後でほかのゲームの画面を見ると「いかにもゲームらしいグラフィックだなぁ」という感覚が強くなりました。
ゲーム内の建物、車、家具とかあらゆるものがのっぺりとして、奥行き感が足りなくなるというか。

対戦ゲームならグラフィックを細かく見る余裕なんてないから気にならないですけど、一人用かつリアルなグラフィックのゲームであればレイトレーシングは必須だと思います。

レイトレを楽しむなら

ただしレイトレーシングは処理負荷がとんでもなくかかるので、レイトレーシングオンかつ快適に遊べるフレームレートをちゃんと維持できるグラボは限られています。
筆者のPCはRTX4070SUPERを搭載、レイトレ最高設定かつDLSS※オンの状態でFPS60~70なのでギリギリ快適に遊べます。

※DLSSはAI学習によるフレーム生成技術。グラボの処理負荷が軽くなる分、フレームレートが向上する。

その下の4060、4060Tiもレイトレ・DLSSは対応していますが、基礎スペックは4070SUPERよりも劣るので十分なフレームレートを維持するのはむずかしいでしょう。
良いグラフィック、そしてレイトレーシングを楽しむのであればミドルクラス以上のグラボがおすすめです。

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