フロンティアのゲーミングPCに買い替えた:構成のポイントとおすすめPC紹介

PCの構成

フロンティアのミニタワーGKシリーズ

実際に購入したモデルはこちら↓

詳細スペック

CPURyzen7 7800X3D
GPURTX4070 super 12GB
メモリ32GB DDR5
ストレージM.2 SSD 1TB
CPUクーラーDeep cool AK400(空冷)
追加カスタマイズSSD増設 :M.2 SSD 1TB
CPUグリス:ナノダイヤモンドグリス

※セール・キャンペーンで構成や価格が変更される場合もあります。

FRONTIERについて

FRONTIERは、インバースネット株式会社が運営する BTO(受注生産)PCブランド。

1993年に「FRONTIER」ブランドを立ち上げ、山口県柳井市の工場で組み立てを行うなど、国内生産に初期からこだわってきた背景があります。

現在は家電量販店グループであるヤマダ電機株式会社の傘下にあるという点も、信頼性のひとつとして挙げられています。

FRONTIERの特徴
  • 使用するパーツは信頼性の高い主要ブランドメーカー
  • 丁寧な組み立て・配線による国内生産
  • 品質検査・動作確認の徹底
  • パーツの固定、配送時の梱包で配送事故の防止

フロンティアのゲーミングPCは他のBTOメーカーと比べると価格が安いです。

これは広告費をかけずに販売しているため。有名ストリーマーや芸能人を起用して自社のPCを宣伝するのはけっこう当たり前ですが、フロンティアは全くやりません。

経費をかけないことでお求めやすい価格でPCを提供するスタンスを一貫しています。

各パーツ・構成を選んだポイント

【GPU】RTX4070 super ミドルクラスで一番人気

ポイント
  • 重いゲームでもフルHD~WQHD100FPS以上で快適に遊べる
  • 数年先でも安定して使えるミドルクラスGPU
  • 前モデルから順当にパワーアップしていて欠点がない

ゲーミングPCを選ぶうえで一番の悩みどころ。
「どんなゲームをどんな環境で遊びたいか」を決めておくと選びやすいです。

私の場合は、

「重いゲームをフルHD~WQHD、100FPS以上のゲーム映像で快適に遊べる」ことを前提に選びました。

そのうえで「スペック不足でもオーバースペックでもないジャストなGPU」を検討した結果、RTX4070 superになりました。

【CPU】Ryzen7800X3D ゲーム用CPUトップクラス(今は9800X3Dだが・・・)

ポイント
  • CPUボトルネックは起こさない

基本的にCPUを選ぶときにいちばん注意しないといけないのは「ボトルネック」です。せっかくRTX4070superを使うんですから性能をフルに活かしたい。

ほんとは予算とコスパの面からRyzen7 5700Xも気になっていたのですが、比較動画などいろいろ調べたところ、Ryzen7 5700Xと4070SUPERの組み合わせだとボトルネックが発生してFPSがかなり下がるようです。

悩みましたが「ここは妥協してはいけない!」と思い切って7800X3Dに決めました。

「一番良いもの買ったぞ!」と喜んだのもつかの間、最新のRyzen7 9800X3Dがすぐに登場しました。

7800X3Dと比べて約10%性能アップ。しかし価格は15000円アップと予算をがっつり超えてしまうので結果オーライでした。

【メインメモリ】DDR5 32GB もう16GBでも不十分

ポイント
  • メモリを大量に食うゲームけっこう多い
  • 将来的にメモリ32GBがスタンダードになる

ゲームメーカーの公表する動作スペックやBTOメーカーのおすすめを見ると「メモリ16GB」で十分足りるのかと思いがち。

実際16GBは今のゲームでは「メモリ不足」になる可能性が高いのでおすすめしません。

なぜかというと今の重いゲームはだいたい10~12GBくらいメモリを使っています。そのうえPCは起動するだけでもたくさんのソフトを起動しており常時4~5GB使っています。

PC起動+ゲーム起動、これだけで16GB分をほぼ使い切ってしまっています。しかもこれはあくまで平均。タイミングや状況でメモリの消費量は増減します。

メモリ不足が起きるとゲームがフリーズしたり、ゲームが落ちたりして動作が不安定になってしまいます。

そしてゲームの規模(グラフィックやフィールド)が大きくなるほど消費メモリも増えます。
先を見据えてメモリは余裕を持たせたほうがいいと考えて32GBにしました。

【ストレージ】2TB(1TB×2)M.2SSD 物理的に分ける安心感

ポイント
  • 容量を物理的に増やして故障したときのリスクを分散

2TBのSSDを選ぶこともできます。しかしストレージはデータを保存する場所。SSDが一つだけだとSSDが故障したときにすべてのデータが消えてしまいます。

だったらサブのSSDを追加すれば故障リスクを分散できてちょっと安心です。今のところwindowsのデータとしばらく消さないゲームはCドライブに、それ以外はDドライブに保存するようにしています。

【CPUクーラー】Deep cool AK400(空冷)

ポイント
  • 冷却性能・静音性ともに評価が高い

BTOメーカーにもよりますがフロンティアはどこのメーカーのCPUクーラーか表記しています。性能の高いCPUほど熱処理が重要になりCPUクーラーも良いものを備えないとCPUの熱暴走や早期劣化の原因になってしまいます。

Deep coolは評判の良いパーツメーカーでAK400の評価も調べたところ冷却性能・静音性バッチリだったので安心です。実際、駆動音はゲーム中でもぜんぜん気になりません。

その他カスタマイズ:ナノダイヤモンドグリス(CPUグリス)

ポイント
  • 熱伝導率の高いグリスでCPUの冷却効率を上げる

CPUとCPUクーラーの接地面に塗るCPUグリス。CPUの熱をクーラーのヒートシンクに逃がすための重要な部材です。
今回はより熱を伝えやすいナノダイヤモンドグリスに変更しました。CPUの寿命をできるだけ伸ばして長く使いたいので。

その他:PCケースはシンプルだけど機能性は十分だった

ポイント

ゲーミングPCといえば、「内部のパーツが見える!」「ライトがビカビカに光りまくってカッコいい!」。

欲を言えばピラーレスケースのモデルにしたかったんですけど、それよりも「スペックを妥協しない」ことに全集中したかったのでケースは妥協しました。

エアフローやメンテナンス面が少し不安だったんですが、実物を見てみるとけっこうちゃんとしたケースでした。

吸排気面も広くとってあり、サイドパネルも簡単に外せるのでメンテナンスもしやすく安心しました。

1年使った感想

フロンティアPCを購入して一年が経ちました。現在も大きなトラブルなく使えています。

スペック:ミドルクラスを選んでよかった

どんなゲームも要求スペックをほぼ気にせず快適に遊べるのがうれしいですね。

すこし出費は無理しましたが、ミドルクラスのPCを選んでよかったとホントに思います。

ただ誤算だったのがEscape from Tarkovの要求スペックがバケモノすぎたことですかね。

推奨メモリがまさかの64GB。(最低設定なら16GBで大丈夫)

中設定の画質ならプレイできるだろうと思いたい。

経年劣化を感じるか

ブログ更新とゲームでほぼ毎日使っていますが、何か支障が出るほどの劣化はありません。

ただ少し感じるのは「CPUクーラーの音がやや大きくなった」ところでしょうか。

単純にファンが回る音に混じって別のノイズがほんのり出ているように感じます。

とはいえゲーム中のCPU負荷が高いときだけなので、イヤホンつけてプレイすると全く聞こえません。

失敗したところ

ただ唯一「失敗したな」と感じる部分があります。

「ストレージ」です。

元の構成は1TB。それでは絶対足りないだろうとさらに、1TB別のSSDを増設しました。

それでもカツカツになっています。

今入っているゲーム

ARC Raiders ELDEN RING NIGHTREIGN Battlefield™ 6 Street Fighter 6
エーペックスレジェンズ サイバーパンク2077 モンスターハンターライズ:SB
モンスターハンターワイルズ マーベルライバルズ など

一本当たりの容量が、軽いものだと40GB、重いものだと90GBと差があります。

やらないゲームを消せば余裕だと考えていたのですが、「普段やらないけど突発的にやりたくなるゲーム」ってあるんですよね。自分の場合はサイバーパンク2077で定期的にあの世界に行きたくなります。

ELDEN RING NIGHTREIGN、モンスターハンターワイルズのように「アップデート待ち」でやりたいゲームもあるので残しておきたい。となるとなかなか消せないんです。

他にも自分のプレイ動画を録画することもあるので、それも相まってカツカツの状態です。

ほんとに余裕を持たせるなら3TBあっても良かったなと思います。

現在のおすすめフロンティアPC

GKシリーズ

GKシリーズはシンプルなミニタワーケースが特徴。

パーツ構成はエントリーからミドルクラスになっており、

「予算を抑えたい」
「手ごろな価格で不自由なくゲームを遊びたい」

という人に向いています。

GHLシリーズ

GHLシリーズはライティングが施されたフルタワーケース。

前面・上面・背面にLEDケースファンが搭載され、見た目のカッコよさと優れた冷却性能を兼ね備えています。

パーツ構成はミドル~ハイエンドクラスになっています。

「重いゲームを快適に遊びたい」
「高画質・高解像度のゲーム環境にしたい」

という人に向いています。

GPLシリーズ

ピラーレス×LEDでカッコよさと美しさにこだわったフルタワーケース。

前面左側の支柱をなくした片側ピラーレスデザイン。

ピラーレスはPC内部を見渡せるのがポイント。開放感の高いライティングを楽しめます。

パーツ構成はGHLシリーズと同じくミドル~ハイエンドクラス。

「見た目も性能も妥協しない最高のPCがほしい」

という人はGPLシリーズがおすすめです。

セール情報

現在、フロンティアのセール情報はこちら↓

おわり

フロンティアPCで快適なゲームライフを送っています。

これからゲーミングPCを買いたい、ゲーミングPCを買い換えたいとお考えの人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

「予算を抑えたいけど性能にこだわりたい」
「サブPCでコスパの良いPCを探している」
「最高スペックのPCが欲しい」

というあらゆるニーズにもフロンティアなら応えてくれるはずです。

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