ゲーム配信を始めたいけれど、どんなタイトルを選べば視聴者に楽しんでもらえるのか悩みどころですよね。
「普段遊んでいるゲーム」から始めてみるのもいいですが、話題性と集客力があるゲームを選ぶことも大切。「せっかくなら新しいゲームに挑戦しよう」と考える方もいるでしょう。
この記事では「配信を始めるのにおすすめゲーム」を5つに絞って紹介します。
【1】APEX LEGENDS
見栄えするアクションと予測不能な展開で飽きない
APEXは最大60人20チームが生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲーム。
激しい撃ち合いとスキルを使った攻防戦、仲間との連携が楽しめます。ゲームが進むにつれエリアがランダムに狭まり、状況に合わせた戦い方が要求されます。試合展開が毎回違うのでプレイする側も見る側も飽きさせません。
そのためプロ大会やストリーマー大会でも「強いチームが必ず勝つ」とはならず、試合展開で意外なチームが勝利したり、劣勢からの大逆転優勝という熱い展開もAPEXの醍醐味。
ゲーム配信との相性が良い
APEXのゲーム中の最終目標は「最後まで生き残ること」。
ですがマップや使用するキャラクターによってゲームスピードが一気に変わります。最初からどんどん敵と戦いまくるのも良し、生き残り重視でいい場所を陣取って構えるのも良し。
このゲーム性がゲーム配信という形と相性が良いんです。
「上手いプレイや連携を見せたい」ときはガンガン戦闘していく
「雑談重視でのんびりしたい」ときは生き残ることを優先する
バトロワなのに一部では「雑談向きのゲーム」と評されるほど試合中の緩急が激しいのもAPEXの魅力です。
【2】VALORANT
高い戦略性が視聴者を惹きつける
VALORANTは5vs5のタクティカルシューター。銃撃戦だけでなくスキルを組み合わせた戦略と動きの読み合いが重要なゲーム。
一度倒されると次のラウンドまで復活できないので、1ラウンドごとに手に汗握る緊張感があり、視聴者も次の展開を予測しながら楽しめます。
世界大会シーンの盛り上がりと視聴者層の拡大
VALORANTはeスポーツシーンでも盛り上がりを見せており、世界大会や国内大会の注目度は年々上昇中です。
そのため、普段の配信でも競技シーンを意識したプレイや練習風景に関心を持つ視聴者が多く、成長過程を配信することで視聴者を獲得しやすいでしょう。
【3】League of Legends
1. 世界最大級のプレイヤー人口と視聴者層の広さ
LoLは5vs5で戦うMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)。キャラクターをRPGのようにレベルを上げたり装備品を買って育てながら、相手と戦う対戦ゲームです。
全世界で1億人以上がプレイしているといわれる世界的人気ゲームです。
そのため視聴者層も厚く、配信を始めた直後でも視聴者が集まりやすい下地があります。世界的に共通の盛り上がりを持っているため、海外視聴者の流入も期待できます。
2. 豊富なチャンピオンとロールでずっと楽しめる
LoLには160体以上のチャンピオンがおり、それぞれスキルや役割が異なります。
またトップ・ジャングル・ミッド・ボット(ADC・サポート)と5つのロール(役割)をそれぞれに担当して戦います。
チャンピオン×ロールの組み合わせでできることは無限と言ってもいいくらいです。
配信者同士のコミュニティも拡大中
Twitchでの配信が人気でソロマッチでも配信者同士のカスタムマッチも盛んです。
人気ストリーマーによる配信イベントやオフラインイベントも精力的に行われており、日本のLoLコミュニティはここ2~3年でかなり拡大しています。
【4】ストリートファイター6
初心者でも楽しめる操作性と自身の成長を見せやすい
誰もが知ってる格闘ゲームの元祖、ストリートファイターシリーズ最新作。
今作から導入された「モダン操作」によって、格闘ゲーム初心者でもコンボ・必殺技を1ボタンで簡単に出せるようになりました。もちろん従来のコマンド操作も可能。
そのため「スト6で格闘ゲームを始めた」という層も多く、配信者の成長を一緒に楽しむという形で視聴者を巻き込みやすいのがポイントです。
誰にも邪魔されない「1v1」の真剣勝負
ストリートファイター6は1v1の真剣勝負が魅力。
ここ数年は「チームゲーム」が主流でしたが、「1v1」の対戦ゲームが再評価されています。
APEX・VALORANTのようなチームゲームはソロプレイだと連携が取れないストレスや迷惑プレイヤーの遭遇被害も少なくありません。「チームゲームはもう嫌」と感じてしまう人も。
スト6は勝つも負けるも自分次第。「良いところだったのに味方のせいで・・・」と気持ちが下がることがなく配信のモチベとテンションを維持しやすいです。
1試合も短時間で終わるので区切りがつけやすく、視聴者目線でも配信を追いやすいです。
【5】Grand Theft Auto V
今のGTA5はストリーマーサーバーがメインコンテンツ
Grand Theft Auto Vは広大な都市「ロスサントス」を舞台にしたオープンワールドゲーム。
本来はストーリーモードとGTAオンラインで十分遊べるのですが、配信としてはストリーマーサーバーがメインコンテンツになっています。
GTA Vのストリーマーサーバーとは?
ストリーマーサーバー(以下ストサバ)はGTA Vのマルチプレイモード 「GTA Online」 をベースに、MODや専用サーバーツールを使って構築されたRolePlay(なりきり)専用サーバーのことを指します。
VTuber、YouTuberなど配信者が集まって「架空の都市での生活」を演じる形で遊ぶのが特徴です。
代表的なストサバは海外のNoPixel(ノーピクセル)、日本のストグラ(ストリートグラフィティ ロールプレイ)の2つです。
- 参加メンバーが限定されている
基本は招待制で有名配信者やVTuberなど、配信者のみが参加できる。
参加申請を出して承認されれば参加できるサーバーもある。 - 配信用にルールが整備されている
荒らし防止や配信の見せ場を作りやすくするため、サーバー管理者が特別なルールやイベントを設定していることが多い。 - 配信者同士の交流の場になる
配信者同士が自然にコラボできる環境であり、視聴者の交流やファン層の拡大につながりやすい。
ストサバの住人として人気を得ることも
警察官、ギャング、医者、タクシー運転手など、何かしら役職と自分で設定したキャラクターを演じながら生活します。
他の住人(配信者)と仲良くなったり敵対することもあるので「上手く場に合わせて物語をつなげるコミュニケーション力」が必須。配信者としての力量が試されます。
ハードルは高いですがストサバ全体の視聴者に自分を見てもらえるチャンスがあります。上手く立ち回れば人気の住人となり、結果として配信者自身のファンを獲得することにもつながります。
まとめ
すでに遊んでいて自信があるゲームから始めてもいいですし、
これを機に触ったことのないゲームに挑戦して成長過程も見せていくのもアリです。
これらをヒントにゲーム配信始めてみるのはいかがでしょうか。
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