ゲーム配信で人気を出すための最重要ステータスが「雑談力」。
プロゲーマー・ストリーマー・Vtuberであれ、雑談力がないと面白い配信にはなりません。
この記事では「雑談力」について解説します。
雑談力が高い人の特徴

雑談力が高い人は、「ただ面白いことを言う」というよりも「会話をつなげる」ことに長けています。
つまり、場を盛り上げる技術と相手を巻き込む力があるタイプです。
話し方・テンポ
- 声のトーンやテンポに緩急がある(単調じゃない)
- 相手の反応を見て、話すスピードや内容を調整できる
- 結論を先に言ってからエピソードや説明を話すため、聞きやすい
話の内容
- 難しい話題を出しても、例えやユーモアで噛み砕ける
- 話題の「共感ポイント」を探すのがうまい
- 自分の話ばかりせず、相手の話にリアクション+質問で返す
態度・雰囲気
- 相手の話を途中で遮らない
- 相手が話したくなる「安心感」がある(否定やマウントを取らない)
- 相手が話した内容を覚えておく(前回の話をつなげる)
- 常に“自分が主役”ではなく“会話全体を楽しむ”姿勢
ゲーム配信での例
- コメントを拾うタイミングが自然で、流れが途切れない
- 視聴者の反応から新しい話題を生み出せる
- ゲーム中の出来事を話題にしつつ、そこから雑談に展開できる
(例:「このステージ、昔の○○を思い出すんだよね」→話が広がる)
雑談力が低い人の特徴

雑談力が低い人は、「聞き取りにくい」、「自分の話が長い」、「話すことが目的になっている」、あるいは逆に「何を話せばいいかわからず止まる」タイプが多いです。
話し方・テンポ
- 声が小さい・抑揚がない・同じテンポで話す
- 話が長く、結論が見えないままダラダラ続く
- 相手の反応を見ずに一方的に話す or 無言が続く
話の内容
- 自分の興味だけで話す(相手が興味あるか気にしない)
- 話の流れが唐突で、つながりが弱い
- 共感やリアクションが少なく“会話感”がない
態度・雰囲気
- 否定的・批判的な発言が多く、空気を冷やす
- 相手の話を途中で遮って自分の話にすり替える
- 無表情・リアクションが薄く、相手を不安にさせる
- 相手の発言をスルーしてしまう、返事がテキトー
ゲーム配信での例
- コメントを読んでも反応が薄く一言の返事だけで終わる
- ゲームに集中しすぎて無言が続く
- 雑談を始めても話が広がらず、すぐ沈黙する
- 話題が視聴者と噛み合わず、コメントが止まる
すぐにできる「雑談テクニック」集
「他人の雑談」から学ぶ
雑談力の高い配信者は共通して、「聞きやすさ」を作るリズムを持っています。
- 話題の入り方(最初の1行)
- コメントへの反応のタイミング
- 話の切り上げ方(終わらせ方)
あなたがよく見ててトークがおもしろいと感じる配信者の話し方を実践すれば、「元々の自分のトーク癖」+「上手い人の癖とテンポ」がだんだん組み合わさります。
話題の広げ方
一つの話題から話をつなげていくには2種類の広げ方があります。
- 関連話題に広げる(横展開)
- 個人のエピソードに繋げる(縦展開)
例「カレー好き」
→ 横展開:「甘口派、辛口派?」「好きな具材」
→ 縦展開:「実家のカレーと外食のカレーが違いすぎてビックリした!」
話の流れに合わせて広げ方のパターンを使い分けられると、空気が途切れずに会話が続きます。
「オチを作る」意識で話を締める
オチ=笑いというわけではありません。
会話、一人喋りでも「まとめ・ひと言・リアクション」で終わらせましょう。ダラダラ話したりフェードアウトせず、最後に一言で区切る癖をつけてみましょう。
まとめ
雑談力は本人の性格や家庭環境、育ち方で大きく変わります。
だからといって「変えられないもの」ではありません。努力と工夫次第でいくらでも成長できる能力です。
配信を通してでも配信を始める前でもいいので、今回紹介した内容を思い出して実践してみてください。
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