現在のトレンドは両方を使い分ける
配信をメインに活動している配信者のほとんどがYoutubeとTwitch両方のチャンネルを持っています。
youtubeとTwitchどちらかを見るという人も多いため、両方を上手く運用し双方から視聴者を獲得している配信者が多いです。
- Twitchの配信から切り抜き・ショート動画を投稿
- コラボ・企画系・案件の配信アーカイブをそのまま残したいとき
- 日常的な配信(ゲーム・雑談)
- 視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションを重視
両方を運用するメリット
視聴者層を広げられる
YouTubeは10~60代と幅広い年齢層が利用しています。動画がメインコンテンツで近年はショート動画のような「瞬間的でおもしろいコンテンツ」が好まれています。
おすすめページによって動画が拡散されやすく、バズれば一気に知名度を上げることができます。
一方、Twitchはゲーム配信に特化しており、ゲーム好きな20~30代のユーザーがメイン。
スポーツ観戦のように長時間でも配信を見続ける視聴者が多いです。チャットやスタンプなどのコミュニケーション機能が豊富でリアルタイムでの交流が活発です。
YoutubeとTwitchはそれぞれ指向の異なる視聴者層であるため、両方のプラットフォームで活動することで幅広い視聴者層にリーチできます。
収益のチャンスが増える
収益の仕組みも両者で少し異なります。YouTubeは動画・ショート・配信の3つのコンテンツがあり、広告収益をメインにメンバーシップ(サブスク)・スーパーチャット(投げ銭)など多様な収益化方法があります。
Twitchはサブスクやビッツ(投げ銭)がメインでYoutubeと比べると収益方法が少ないです。その代わりビッツの還元率がほぼ100%で配信者への応援がダイレクトに反映されるのが特徴です。
両方を活用することで多様な収益源を確保でき、どちらか一方の伸びが停滞しても活動を安定させやすい点が大きな利点です。
YoutubeとTwitchそれぞれのメリット・デメリット
Youtubeのメリット・デメリット
- 世界最大の動画・配信プラットフォーム
- 動画コンテンツ(切り抜き動画・ショートなど)が強く拡散力が高い
- 動画・配信両方で収益できる
- 配信アーカイブが自動的に残る(1つの配信12時間まで)
- 動画・ショート・配信とコンテンツが豊富ゆえにユーザーが分散している
- ゼロベースでのスタートが厳しい
→おすすめで登録済みのチャンネル・登録者数の多いチャンネルの動画が表示されやすい - 収益化のハードルが厳しめ
- チャンネル登録者数 1,000 人以上
- 次のいずれかを満たしている
1.公開されている動画の過去 365 日間における総再生時間が 4,000 時間以上
2.公開されているショート動画の過去 90 日間の視聴回数が 1,000 万回以上
Twitchのメリット・デメリット
- ゲーム配信に特化している
- 配信機能(高画質・低遅延モード)が優れている
- ゲーム配信を見たい人が集まるので新規視聴者にリーチしやすい
- レイド・コラボレーション機能で横(配信者同士)のつながりを作りやすい
- 収益化のハードルがyoutubeに比べてやさしい
- 動画投稿ができないため拡散力が低い
→一気にチャンネルが伸びることがないのでコツコツ活動するしかない - クリップ機能(ショート動画)はあるがクリップでの収益はできない
- 配信アーカイブを残せない(保存期限が短い)
→7日(アフィリエイトは14日、パートナー、Turboユーザー、Primeユーザーは60日)
- フォロワー数が25人に到達
- 30日間で4日以上配信、合計4時間以上配信する
- 配信ごとの平均視聴者数3人以上を4日間達成する
結局どっちがいいの?
Twitchは早く収益化できる
Twitchは収益化までの条件が比較的ゆるく、初心者でもスタートしやすいのが大きな魅力です。達成ハードルが低いため、早ければ数週間で収益化を始められる人もいます。
さらに、配信中に直接投げ銭やサブスクで応援してもらえる仕組みが強いため、ライブ配信に集中して活動したい人にとっては効率的に収入につながります。ただし、Twitchは検索からの新規流入が少ないため、既存のコミュニティ作りが収益化のカギになります。
ただし、できることが配信活動に限定されています。
動画コンテンツで収益が出せないので、Twitch1本でチャンネルを長期的に成長させるのはかなりむずかしいです。
YouTubeは長期的に伸ばせる
YouTubeは収益化できれば、広告収入・メンバーシップ・スーパーチャットといった多様な収益源を持てます。
動画やアーカイブがおすすめや関連動画に表示される仕組みがあるため、動画から認知され配信に呼び込む流れを作れます。動画自体も価値が高く長く見てもらえるコンテンツであれば、時間をかけて収益が積み上がる点が魅力。
短期的には稼ぎにくいですが、長期的に安定収益を目指せます。
収益化のハードルの高さもネックですが、魅力的なコンテンツを作るには時間と労力がかかります。なので日の目を見る前に挫折しやすいのが難点。
何ももってない状態からのスタートであれば、時間をかけて自分自身とチャンネルを伸ばす努力と忍耐が必要です。
まとめ
YoutubeとTwitch両方を運用することについて解説しました。
冒頭でも伝えたとおり、YoutubeとTwitch両方を運用していくのがおすすめ。
それぞれにメリット・デメリットがあるのでまずは自分に合うプラットフォームから始めてみてはいかがでしょうか。
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